経済 雇用

女性の非正規切りを心配するならなぜGoToを批判するのか

コロナの影響で非正規雇用が減少

 現在コロナによる経済の自粛、縮小の影響で非正規雇用者が減少している傾向にあります

昨年の4~5月にかけてがっくり減ってますね。

一方で正規雇用は増加傾向にあるわけですが・・・、これは人手不足は以前からあったので、企業はより安定した労働力を求めて、雇用の調整で非正規を切っているという事でしょうか・・・。

詳しい理由は良く分かりませんけどね。

 

この現状を受けて、立憲民主党の議員が非正規雇用の、特に女性を救うべきだと声を上げています。

声を上げること自体は間違ったことではないと思います。実際に非正規雇用の大部分は女性でありますし、仕事が無いのは大変なことでしょうから。

ですが、立憲民主党は非正規雇用者を助けろと言いながら同時に『GoToトラベル・イート』を否定、批判しているのはどういう事なのかと、首をかしげざるを得ません。

 

いや、だって。宿泊・飲食業って女性の非正規雇用者が多いイメージがあります。その宿泊・飲食業の仕事を創出するのがGoToトラベルの目的なんでしょう?

仕事を作る政策を批判しながら、雇用が減ったことを嘆き心配するってなんかチグハグ過ぎじゃないでしょうか。

実際に宿泊・飲食業の雇用統計を見てみる

おそらく宿泊・飲食業については女性の非正規雇率が高いだろうとは予想がつきますが、実際にデータを確認せずに決めつけるのはよろしくありません。

というわけで、実際にデータを見てみました。

まずは比較対象として全産業の女性の雇用形態別雇用者数をグラフにしました。

全産業での女性の非正規雇用率はだいたい54% (2020年12月時点)

若干非正規が多いって感じですね。

 

対して、宿泊・飲食業に限定すると

なんと87%が非正規雇用者でした。(2020年12月現在)

ちなみに非正規雇用者が回復しているのはGoToトラベルが始まった7~8月のタイミングなんですよね。

なので、非正規雇用の女性の雇用を本当に心配しているならば、GoToは推進するべきだと思うんですけどね。

 

GoTo政策の影響範囲は宿泊・飲食業だけじゃない

とは言っても宿泊・飲食業の女性労働者は総数で200万人ほどしかいないじゃないかという指摘があるかもしれませんが・・・(200万人は十分でかいと思うけど)

GoToトラベルの影響範囲は宿泊・飲食業だけに留まりません。

過去の記事でまとめてますけど

Go Toキャンペーンをやるべきこれだけの理由

地方、旅行関連業は危機的状態 何かと批判の多いGo Toキャンペーンなんですが、 批判の声を上げる前に、とりあえずはこのグラフを見てくださいよ 宿泊旅行統計調査の延べ宿泊者数が今年に入って激減。 まだ ...

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観光産業はGDPにして28.2兆円を生み出す効果があります。

というのも、旅行者って宿泊するだけではなく飲食をするし、レジャー施設にお金は払うし、移動交通にもお金を落とします。宿泊施設もリネンやアメニティ、クリーニングなんかで他業者から物品を仕入れたりしますので、観光産業ってすごくすそ野が広いんです。

 

ですので、雇用の心配するならなんでGoToを止めようとするの? と疑問に思うわけです。

1月も終盤になってコロナの新規感染者数も下火になってきました。結局コロナ感染者が一時期増えたのは季節的なもの、そして年末年始やクリスマスの影響だったんだろうなと思います。

GoToが本当に影響しているのならGoToが開始した7月8月の時点で大幅に感染者数が増えているでしょうから。

 

第三次補正予算も成立した事ですし。緊急事態宣言解除後にGoToを速やかに再開して欲しいなと思います。

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