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第3次補正予算 野党から組み換えろと批判があるけど

26日 3次補正予算案成立

衆議院本会議 コロナ対策など盛り込んだ第3次補正予算案を可決
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210126/k10012834521000.html
2021年1月26日 20時24分 NHK NEWS
『新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ今年度の第3次補正予算案は26日夜、衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決されて参議院に送られました。』

 

26日に令和2年度第3次補正予算が成立。
その総額は19兆円で、かなり大型の補正になったと思います。

このコロナの影響にある今現在は、とりあえずお金を出していくことが大事だと思いますので、私としては補正予算を歓迎しているのですが、なにやら野党やマスコミが猛批判しています。

 

どうも  GoToの予算が気に入らないらしい

これ、

共産党の志位委員長のツイートですが、このNHK制作の円グラフ、ちょっと恣意的というか誤解を招いちゃうかもしれませんね。

業務転換支援枠の予算11兆円は別にGoToだけではないのですが・・・


実際の予算の内訳は以下の様になっています。
https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2020/hosei021215b.pdf

GoToは1兆円ほどです。(私はもっと推進すべきだと思いますが)
他は中小企業の資金繰り支援や、雇用調整助成金、持続化補助金などに当てられています。

志位さんやNHKは『政府の政策にはGoToしかない』と印象操作しようとしているんじゃないかなと勘繰りたくなります。

 

それから、立憲が国土強靭化は不要だなどと言っていましたが、コロナ禍でも災害は待ってはくれません。
というか、今はコロナの影響で経済が下火になり、企業による設備投資なども減っているでしょうから比較的建設業のリソースが空いている状態になっていると思います。

つまり比較的手が空いている、今こそが国土強靭化を進めるべきタイミングだと思うんですけどね。
経済の底上げ、雇用の維持にもつながりますし、一石二鳥でしょう。

今やんなくていつやるのかって感じです。

 

立憲のアカウントからリプ頂きました

で、予算の件で立憲のアカウントにコメントしてみたら、以下のようなリプをいただきました。

 

まあ、確かに細かく予算を並べているようですが、2点ほど疑問があります。

まず
これってちゃんと関係者と調整済みで、実際に実現可能なレベルに落とし込まれているんでしょうか?

与党案についてはきちんとそれなりの時間をかけて官僚が動き、各関係機関への根回しや調整は終わっているものと思います。
実現不可能なものを予算案として出せませんからね。


野党は予算を組み替えろと主張していますが、おそらく、これから組み替えるとなると再度関係者との調整(制度の練り直し)作業が必要になり、相当時間がかかってしまうのではないでしょうか。

補正予算の執行は迅速さが求められます。今のコロナの影響を考えるとね。さっさとやらなきゃダメでしょう。

ならばすでに出来上がっている与党案で行った方が良いに決まっています。
野党の予算を増やせという意見を全否定するつもりはありませんが、それは次の予算で検討するのが正解でしょう。

 


あと、もう1点。
野党はなぜこのタイミングで組み換え案を出してきたのか・・・

補正予算がほぼ固まった段階で対案出せれても与党や各関連省庁は受け入れられるわけないじゃないですか。
これまでの予算案のまとめ、調整作業が水の泡ですし、予算の執行が遅れてしまいます。
野党が本気で提案した予算を執行して欲しいならもっと数カ月前の段階で官僚などと調整しているはずです。でないととてもじゃないが間に合いません。


というわけで、今回野党が対案を出した狙い、目的は

・野党は何も提案していない、批判だけだというイメージの払しょく
・与党の拒絶を批判材料にできる

 →ハナから要求をのんでくれるとは思っていない(断られるのを期待して与党官僚が対応できないタイミングで対案を出す)

とまあ、いつものパフォーマンスですね。

たぶん、野党の予算組み替え案を与党がのんでしまった場合、困るのは野党の方じゃないですかね。
野党にそんな調整能力があるとは思えませんし。(官僚に丸投げですかね)

で、実際にやる気つもりがないわけですので、あれだけ見栄えだけが良い対案を提示できたんだと思います。無責任に言いっぱなしにできますから。

コロナ禍で喘ぐ国民を人質にした実に野党らしいやり口です。

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