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グリホサート、ネオニコチノイドの規制キャンペーンやっているみたいですが、、、全くの無意味ですよ


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なんかツイッター等でグリホサート、ネオニコチノイド系の農薬の禁止を求める署名、キャンペーンが出回っているのですが、もし仮にその要求が通ってグリホサート、ネオニコチノイド系の農薬が禁止されたらどうなってしまうのか。
 
この署名キャンペーンをやっている人、これをツイッターで拡散している人は一度でもこの事を考えたことがあるんでしょうか?
 
・・・考えてたとしても、まあ、みんなが健康になって、ミツバチも復活する・・・みたいな、バラ色のお花畑な妄想にふけっているんでしょうねぇ。
 
現在の農業はグリホサートなどの除草剤と、ネオニコチノイドなどの農薬を使うことを前提で生産供給体制が構築されておりますので、もしグリホサート、ネオニコチノイドが規制されたりすると、世界の農業生産性は著しくダウンします。
 
前に遺伝子組み換え作物を規制した場合について記事に書きましたが、それとまあだいたい同じですね。
間違いなく農産物の価格はアップするでしょうし、量も不足します。
もちろんその農作物を飼料として育成、生産されている畜産業にも影響します。
 
我々日本などの先進国ならば、食料品の価格が高騰し、家計を直撃する・・・くらいで済むのかもしれませんが、貧困に喘ぐ途上国などでは死活問題になりかねません。
 
世界中で多く人が餓死してしまうでしょうね。
それでも先進国の人々の健康のため(これも嘘ですけど)に、多少の餓死者は仕方がないとでも考えているのでしょうか。
 
いやはや、恐ろしい事です。
 
 
でも実際は上記のような餓死者はでないと思います。
なぜなら、現在の農業は除草剤、農薬ありきで成り立っていますので、グリホサートやネオニコチノイドを規制しても、より毒性が強く、環境負荷の大きい代替品が代わりに使われる様になるだけなので。
 
でもこれって、グリホサートとネオニコチノイドを規制した意味あるんでしょうか?
本末転倒ってやつじゃないですかねー
 
 
グリホサート、ネオニコチノイド規制の署名キャンペーンをやっている人は、健康のため、環境のため(ミツバチの保護)を思ってやっているんだと思いますが、その結果、より健康、環境を害する農薬が使われるだけになるわけなんですからね。
 
全くの逆効果です。
 
実際、フランスでは一部のネオニコチノイド系農薬の使用を一時的に停止して、ミツバチに影響があるかどうかを確認していますが、、、
 
ネオニコチノイドを使わなくなったせいで菜種などが害虫の被害に会い、ミツバチが菜種の花の蜜を得る機会を失って、かえってミツバチの生態に悪影響を与えているという報告もあります。
 
また、フランスではネオニコチノイド系農薬を規制したためにミツバチに寄生するヘギイタダニが猛威を奮っているとか。
 
結局ネオニコチノイド系農薬を規制してもミツバチの数は増えていないそうです。
 
 
つまり、フランスでのネオニコチノイド系農薬の規制で分かったことは・・・
 
 
ネオニコチノイド系農薬がいかに優秀であったか
 
だったのかもしれません(^_^;)
 
 
あと、ネオニコチノイド反対派はヨーロッパの規制の例ばかりを挙げますが、オーストラリアではネオニコチノイドがミツバチにリスクを与えない、ネオニコチノイド系農薬が作物保護に有効であるという事を公表し規制をかけていません。
 
おかげでミツバチに寄生するヘギイタダニは発生していないそうです。
 
というかそもそも、世界レベルで見るとミツバチの数は増加しているんですよね。

ネオニコチノイドを使い続けるとミツバチが絶滅するなんてデマは一体どこから出てきているのでしょうか?

単なるイデオロギー。自己満足。活動家の飯のタネ。

そんなところから出てきてるんじゃないかなと思います。


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