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さて、シムズ教授の登場により、にわかに脚光を浴びているFTPLなのですが、
FTPL(物価水準の財政理論)とは http://kabupedia.net/keizaikiso130ftpl.html 『FTPL(Fiscal Theory of the Price Level:物価水準の財政理論)とは、物価水準が政府の予算制約式(現在の実質的な政府の債務の価値は、将来にわたる基礎的財政黒字とインフレ税を足し合わせたものを実質利子率で割り引いた現在価値と等しくなる)で決められるという理論のことです。FTPLは、1991年にLeeper、1994-1995年にWoodford、1994年にSims、1998年にCochraneが主張しましたが、現在まだ実証分析が少ない段階にある理論です。 政府は借金を増税等で返そうとしますが、FTPLはインフレによって借金を返そうとするものです(インフレによって返済の原資を名目的に上げればよいとするものです)。FTPLでは、政府が財政支出を増やせば、民間は将来の財政悪化を懸念してその国の貨幣価値が押し下がりやすくなり、それによってインフレが起こり、そのインフレによって名目的に返済の原資が増えるため借金を返せる、政府の財政悪化よりもインフレが先に働く、とする考え方です。これは、貨幣発行量(通貨供給量)が増えなくてもインフレは起こると考えるもので、インフレは貨幣発行量によって左右されるというミルトン・フリードマンの考え方や、減税政策や公共事業を増やして需要を引上げようとするケインズの考え方とも異なるものです。』 |
これは株式投資大百科というサイトから引っ張ってきたものです。これが信用の置けるサイトなのかどうかについては詳しく分かりませんが、一般的にFTPLとは上記の様に捉えられているということで、あくまで参考までに。
FTPL、私の最近耳にした言葉なので正直内容まで良くわかりません。本格的に理解しようとすればかなりの時を要する深い理論なのだろうなぁという事はなんとなく想像がつくのですが、そこまで深入りする必要はないかなと思う。
でもあまり難しく考える必要はないと思う。
我々はここだけ押さえておけばいいんじゃないでしょうか?
これ↓
『政府は借金を増税等で返そうとしますが、FTPLはインフレによって借金を返そうとするものです』
要はインフレにより通貨価値を下げる事によって、政府債務の負担を相対的、実質的に圧縮してしまえばいい。政府債務の絶対額は減らす必要はないということです。
ここを突かれると財務省や増税派のエコノミストはかなり痛いんじゃないでしょうか?w
増税はイラネーヨって事なので。
でも、そんな都合よくインフレで債務を圧縮することは可能なのか?疑問に思う方がいるかもしれませんが、問題ないです。
なぜなら、インフレである日本以外の国は今も現在進行形で、インフレで債務を圧縮しています。
インフレで債務減免なんて、日本以外の国では当たり前のことですね。
日本だけと言うのはと言うのはちょっと弊害があるかもしれません。というのも、過去の日本はインフレで債務を圧縮していましたので、
次の図表4-2は明治5年(1872年)から平成14年(2002年)までの政府債務の推移です。
明治5年の政府債務 2805万円
平成14年の政府債務 668兆円
なんと明治5年の日本政府の負債はたったの2805万円。現在とは桁が違いすぎて何倍に増えたのか計算するのが難しい程です。しかも、過去の日本政府は一時期政府債務の推移が横ばいになっているところがあるものの、一貫して債務を増やし続けており、借金を返済している様子はありません。
借金を増やし続けているのは日本だけではありません。ほぼすべての国が借金を増やし続けています。
2000年~2012年の間に約3倍位に政府債務が増えています。要するに「政府の借金は増税して返済しなければならない。」この思い込み自体が間違った考え方であり、政府の債務は増加していくのが当たり前、そして債務をインフレによって減免していくことが当たり前なのです。
FTPL、インフレに依る債務圧縮は別に奇をてらったトンデモ論でもなんでもなく、どの国でも普通にやっている当たり前の話なんですよね。
それなのに、そんな事したらハイパーインフレになるとか言っている変な評論家がいるのはなんでかね。
まあ、増税派の評論家がFTPL理論を恐れるのは分からないでもないですけどね。
もし、日本が2%のインフレ目標を達成しちゃったりしたら、年2%も政府の債務が圧縮されてしまうわけです。
現在日本政府の負債は1200兆円だとすると、その2%は24兆円?
消費税率何%分ですかねこれ?
FTPLは財務省、増税派エコノミストの泣き所ってワケですね。
そら、必死にもなりますわ
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