まあ、よく懲りないですよね。ある意味感心しますわ。

【島倉原】アベノミクスで雇用は改善していない
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2017/01/12/shimakura-65/
『(前略)したがってリフレ派の主張が正しいなら、直近において雇われる人数が増加しているはず。

その指標となるのが上記グラフの「新規就職件数」なのですが、ご覧のとおり、新規就職件数はむしろ減少しています。

すなわち、直近における有効求人倍率の上昇要因は、過去の不動産バブル期とは異なり、景気回復ではなく、生産年齢人口減少によって労働力の供給が減少した結果に過ぎません。

そもそも、前回も紹介したように内需GDPが3四半期連続で前年割れとなっている状況で、「アベノミクスで景気が回復し、雇用環境が改善している」と言えるはずもないのです。

(後略)』

またなんかまた、新しいキーワードが出てきました

『新規就職件数』

です。

島倉氏は、

「確かに有効求人倍率は増えているが『新規就職件数』は減っているので、この有効求人倍率の上昇は単なる生産年齢人口の減少によって引き起こされているもので、雇用が改善したとは言えない」

と、言いたいのでしょうね。

でも、その新規就職件数とは、ハローワーク(職業安定所)を通して新規に就職が決まった人の人数であり、ハローワークを通さず普通に企業が出している求人に応募して就職が決まった人はカウントされません。

そもそもなんですが、最新の2017年1月の雇用統計を見ると、前年同月比で50万人以上も就業者が増えているんですよね。

http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm

(このページ最新の速報値を掲載しているので月々で更新されます)

まあ、この

『新規就職件数』が減っているのにもかかわらず就業者数が増えているカラクリ。

なんですけども、要は日本の雇用環境が改善して就職希望者がわざわざハローワークに通わなくても、普通に企業の募集窓口とか、他のリクルートサービスを介して就職しているってわけですね。

ハローワークにある求人はあまり条件よくありませんからね。当然だと思います。

今は人手不足で売り手市場なので、自分で仕事を探した方が良いです。

まあ、普通の感覚なら「就業者数自体は増えているのにおかしいな?『新規就職件数』って何なのだろうか?定義を調べてみよう」ってなると思うんですが、彼はそうはならなかったようです。

恐らく『アベノミクスを否定する』ということが目的と化し、それを肯定できそうなドミナントストーリーを探しに探して、やっと見つけた『新規就職件数』。その定義に疑いを持つような余裕が無かったんでしょうね。

彼も苦労しているんだと思います。同情はできませんが。

それにしても、今の日本の雇用環境が良くなっているかどうかなんて『新規就職件数』などというマイナーな指標をわざわざ発掘して引っ張ってこなくても内閣支持率を見ればわかるでしょうに。

雇用環境が悪化している中、60%を超える支持率って達成可能なのでしょうか?

しかも内閣設立直後のご祝辞支持率ではなくて、安倍内閣スタートから4年経っての支持率ですからね。おまけに、マスコミ各社の反安倍キャンペーンの中での数字。(最近は森友学園のバッシングとか)

雇用は国民生活に直結します。誤魔化しは効かないでしょう。

国民はそんなにバカではありません。

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