税負担を増やすことアベノミクスの対立軸とかw

民進党、慶応大学って本当に大丈夫ですか?

 

脱アベノミクス 民進党は対立軸を示せ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017032702000132.html

『 「経済の好循環」「財政再建と経済成長の両立」など掛け声倒れの空手形はもう十分だ。いつまでも道半ばのアベノミクスから脱却せねば国民生活は改善しないだろう。新たな経済社会像が必要だ。

 「期待できない経済成長に依存するのではなく、将来不安を取り除けるような新しいモデルを示してこそ、アベノミクスへの対立軸たり得る」

 二十七日の結党一年を前に初めて開かれた民進党大会。党員の心に最も響いたのは来賓として招かれた井手英策・慶応大教授のあいさつではなかったか。

(中略)

 アベノミクスは楽観的な成長見通しの下で消費税増税を再三先送りするなど財政規律をすっかり失った。税負担が軽いということは社会保障サービスを再分配でなく自己負担、自己責任で担えと同義である。

 逆に税負担を増やせば自己負担は軽くできるということだ。

 対立軸は明らかだ。目指すのは危うい成長頼みでなく、また自己責任の恐怖におびえる国でもない。負担能力に応じて誰もが負担し、誰もが受益者となる。弱者たたきもなく、負担を分かち合って安心して暮らせる社会である。』

 

この慶応大学教授の井手英策氏は、アベノミクスは富裕層を遇するだけで、弱者たたきの政策。その対立軸は消費税などの増税で負担を分かち合い安心できる社会を築き上げることだ・・・とか。

 

あほかと

 

アベノミクスは弱者叩きだって言ってるけど、その消費税増税こそ弱者たたきの最たるものじゃないですか。

消費税は消費に対して課税されるため、富裕層の方が消費税の支払額が多くなるのは確かです。しかし、所得に対する負担の割合で見ればどうでしょうか?

一般に所得が多い富裕層ほど、所得に対する消費割合(消費性向)は低く、所得の多くを貯蓄に回しています。一方で、所得の低い貧困層は、生活に余裕がないわけですから貯蓄に回せるお金はわずかで、所得のほとんどを消費に費やしているのが現実でしょう。

 

つまり、所得から見た消費税の負担割合は、富裕層よりも貧困層の方が多いわけです。

 

これについては過去に日刊SPA!で記事にしてます。

なぜマスコミは「消費税こそ富裕層優遇」と批判しないのか?

 

年収階級別所得に対する消費税(8%)負担率

日刊SPA!の記事より

 

所得税は所得額が大きいほど、所得税率が高くなり、負担割合は大きくなります。しかし、消費税は所得額が低いほど負担率が高いわけですね。

これが所謂「消費税の逆進性」と言われるものです。

 

井手慶応大学教授は「再分配」という言葉を使っていますが、普通「再分配」とは生活に余裕がある富裕層から多めに税を徴収し、生活に余裕のない貧困層の救済に充て、社会の基盤を整える事だと認識しています。

 

でも、消費税増税だと、弱者から多めに税金を取って弱者に返すということになります。これ、意味あるんですか?いたずらに景気を悪化させるだけで、弱者をより苦しめることになるだけではないでしょうか?

 

景気悪化のしわ寄せは弱者にこそ強く現れますから。

 

一方、デフレを脱却しマイルドなインフレを実現する事を目標としたアベノミクスはどうかというと。

まず、インフレ税という考え方があります。インフレ税とは政府が直接増税をしなくても、インフレによる物価の上昇で実質的に国民が税負担を強いられていることと同じと考えられるワケです。

 

つまり、2%のインフレになると通貨価値が2%下落すると共に債務の負担も相対的に2%減ります。2%借金が減ったということになるのですが、でもこれは物価2%の上昇分を国民が負担して、借金を返済した事と同義だということですね。

 

じゃあ、このインフレ税と消費税はどう違うのか?一緒のような気がしますが、インフレ税は資産の価値の相対的な減少によって支払われるという点が違います。

要は、資産を多く持っている人の方がインフレ税の負担が大きいということ。元々資産をほとんど持っていない貧困層はインフレに伴って所得も増えていけば負担はほぼありません

 

徴税コストもゼロ。捕捉率も高く(というか100%?)、脱税も難しい。素晴らしいではありませんか。

でも、このインフレ税について過去に誰だったか忘れたけど「富裕層は物を買ったり、株を買ったりしてインフレ税から逃れることができるので、インフレ税=富裕層に不利ということにはならない」と言われてた記憶があります。

 

でも、これってインフレになれば富裕層は溜め込んでいた資産を外に吐き出すようになるって事ですよね?お金、経済が回るということですから良いことじゃないですか?

デフレは逆にモノよりもお金の価値が高くなってくるので、富裕層はお金を貯め込むようになり、富が富裕層により留まりやすくなる傾向がありますからね。

 

これってつまり、政府を介さずに市場原理で富の再配分が進むって事なので、別に悪いことではないと思います。

消費税増税はデフレ化を招きますので、富裕層に富が固定化されやすくなる可能性が高くなります。

 

はたして増税で富の再配分って実現できるんでしょうか?

みんなで貧しくなる未来しか想像できないんですけど?それよりもデフレを脱却し経済成長してパイを増やしたほうが絶対に良いでしょう。

 

でもまあ、インフレ税って、税金をむしり取ってそれを差配することで権力を強化したい財務省にとっては面白くない話でしょうな。

ん?ということは、民進党とこの慶応大学教授は、アベノミクスの対立軸と言いながら、ただ単に財務省の意向を忖度してるだけって事で良いのかな?

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